自然治癒力発毛理論/理学博士鶴巻成男 |
髪がどっとこむトップページ>自然治癒力発毛理論>第1章 自然治癒力が毛髪を蘇えさせる>(5)正常な体温が健康な毛髪を生成させる
(5)正常な体温が健康な毛髪を生成させる
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(5)正常な体温が健康な毛髪を生成させる
温泉に自然治癒力を復活させる可能性がある、ということに確信を得て、昭和38年、下半身を温湯につけて入浴する「腰の湯」を応用した「入浴発毛法」を開発し、同時に頭皮を蒸気で温める「頭皮浴」を開発し、「発毛ドック」に導入していましたが、実験の結果、円形脱毛や全頭脱毛には手先を温湯につける「手先の湯」を加えることにより、顕著な結果が得られるということを発見し、昭和40年から実施してきました。 しかし、入浴発毛法においては、1日に数回の入浴は困難である、という顧客の要望により、昭和48年より様々な実験を繰り返し、温湯に足をつける「温足浴法」が最も入浴法に近い効果が表れる、ということを発見し、導入、現在に至っています。 これ等の全てを私が開発したという意味ではなく、開発したと言えるのは「頭皮浴」のみで、他の方法は古来からある民間療法で、「部分浴」と言いますが、これ等を発毛に応用したのは、私が世界で最初になるかと思われます。 「冷え」や「冷え性」を捉らえ、漢方では体内に「寒の邪気」が宿ったとして、「寒邪」と言う病気のひとつにあげ、古くから「食」や「気功」「導引」を取り入れ、対策をしています。 今から10年程前に、NHK総合テレビで中村メイコ氏の担当により、「冷え」や「冷え性」をどのようにしたら解決できるかと言う番組が放映されましたが、その中で医師や栄養士などの各専門分野の方達が、「栄養」で対策する法、「衣類」で対策する法、「温足浴」で対策する法を紹介して以来、あらゆる民放テレビ局もこぞって「入浴」と「部分浴」を取り上げ放映し、「健康」(主婦の友社)などの一般誌でも度々、特集を掲載しています。 日本の医学界でも、病気とはされてないものの、「冷え」はあらゆる病気や脱毛症等を引き起こす原因になっているという事が、一部の医師や有識者、研究家によって解明されていますが、例に取れば「万病を治す冷え取り健康法」(農文協)をお書きになった医師、進藤義晴氏は、この本の中でこれ等が改善されれば、多くの病気が治り、禿や白髪も治ると述べられています。 昭和60年から平成10年12月31日までに「発毛ドック」に来店して頂いたお客様の中からご協力戴いてきた、体温調査の集計が終了したので、ここに報告いたします。 調査対象5歳から39歳まで、対象人数730名を第1グループとして調査した結果、 @
基礎体温が35℃台、もしくはそれ以下の人達は全体の95% A 生活体温も低い(いわゆる低体温体質)36℃以下の人達は上記の約70% B
更に上記以上の40歳から70歳までの人達100名第2グループを対象として調査した結果では、 イ.
基礎体温が35℃台、もしくはそれ以下の人達は全体の70% ロ.
生活体温も低く、36℃以下の人達はイ.の約50%という結果になりました。 この結果を簡単に表せば、若い人達の脱毛症は「冷え」「低体温」が主な要因であると断言しても良いのではないでしょうか。
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