自然治癒力発毛理論/理学博士鶴巻成男 |
髪がどっとこむトップページ>自然治癒力発毛理論>第1章 自然治癒力が毛髪を蘇えさせる>(2)自己治癒力は大自然によって支えられる
(2)自己治癒力は大自然によって支えられる
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(2)自己治癒力は大自然によって支えられる
地球は外環を気体で包まれた、無数の物質の集合体で、エネルギーを持つひとつの星 として宇宙に存在し、宇宙の摂理に従い、地球としての生命を営み、地球に存在する 人間を始めとするあらゆる生物は、宇宙の摂理によって創られる自然の法則に支えら れ、生命活動を営んでいます。 太陽は、水素がヘリウムに核融合する時にできる光エネルギーによる電磁波を地球に供給し、地球上の植物は光化学合成によってブドウ糖、デンプン等の糖質を作り、人間や動物に供給します。 人間は水をのみ、呼吸により酸素を取り入れ、植物や動物等から得た栄養を代謝して、生命活動のエネルギーを作り、毛髪を生成します。 活動エネルギーを消耗して発生する二酸化炭素を空気中に戻し、更に食物や飲み物を代謝してできるカスや老廃物を、大便や小便で排泄し、肥料として土中に戻し、これ等を吸収した植物は再び光化学合成によって、人間に糖質を還元してくれるのです。 これは人間と植物の間における生命活動のエネルギー循環の一例を示したものですが、 このようにして太陽から発生する諸々のエネルギーが、地球上に生息する生物の生命活動の根源となり、植物、動物、魚介類、微生物等の生物は「酸素」「水」「栄養」「気候」「風土」「温度」「湿度」等、人間が生きていく為の生命維持環境を作り、人間は他の生物が生命活動を維持する為の還元を行ない、「万物一体」の現象を営みます。 人類が有史以来、「万物一体」の摂理に従い、生命活動を維持する為に受けてきた大自然の諸々の現象による恩恵を、「生命維持環境効力」又は「生命維持環境能力」といい、人間が本来持っている「自己治癒力」との相互力と調和から、「自然治癒力」は生まれます。 昔から、自然に囲まれた山林地帯、農村地帯には病人や禿が少ないと言われ、現代においても山間部へ釣りやキャンプに行くとこの現象が見られます。 植物は人間が生きる為の「水」と「酸素」の浄化をし、供給すると共に時には「栄養」となり時には「天然の薬」となり、更に脳・神経を鎮め、安定させる環境を創り出してくれる大切な「生命維持環境効力」のひとつとなっています。 「自然治癒力」は、大自然の恵みから受ける力が、その機能を左右するものですから、 大自然に感謝し、大自然の生命の営みを全人類が保護し、維持してやらなければ、その相互力と調和は消滅されていきます。
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