A保温を目的とする着衣の比率 衣類を着用する場合は、上半身、下半身共に同じ条件、もしくは下半身に厚着、上半身を薄着にして身体の温度は平均になるように保温する事が基本で、特に脱毛症に患っている人は、上半身に一枚着用したとすれば下半身は二枚、靴下は三枚という比率が理想です。 冬期における女性の着用例として、上に毛皮のコート、エリ巻を着用し、下はスカートとストッキング、男性においては上に背広を着て、その上にコートやオーバーを着用し、下はズボン一枚、もも引きは履かず、靴下は一枚といういでだちで、しかも寒い寒いを連発しているのを見かけますが、この着用比率は理想と全く逆で、冷えて当たり前なのです。 冷えや低体温を改善し発毛を促すのは、足元の保温から始まるのですが、足元の保温を充分に行なわなければ上半身をいくら重ね着をしても、体温の下降を防ぐ事はできません。
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