@禿と遺伝 昔から「禿は遺伝する」とされ、この事が一般的に定着してしまった今、皆さんはこの恐怖から逃れようと必死になっているのではないでしょうか。 実は、私もこの遺伝説には振り回され、苦しんできた一人ですが、時を経て見れば、実にバカバカしい説に振り回されていたものと苦笑しています。 今、こうして冷静になって周囲を見渡すと、「父親が禿げているのに息子は黒々とした毛髪を保っている」ここまでは一般的にある事です。しかし、円形や全頭脱毛を除いて、禿が遺伝という事であれば、父親、近親者に禿がいれば生まれつき禿がいても当然、それが青年層になってから禿げるとはどういう事なのか、という疑問が沸いてきます。 黒人を思い浮かべて下さい。両親が黒人であれば生まれつき縮毛のように男性、女性を問わず、しかも幼児期、青年期、壮年期という変化はないのです。 私は遺伝学者ではありませんから詳しい事は解りませんが、最も気にしていた部門ですから、このような疑問を基に、自然治癒力の見地から研究を重ねてきました。 これらの研究の結果、「禿そのものは遺伝ではない。禿げる体質、気質及び骨格等の組織構造が遺伝するものであり、その家系の生活習慣が影響される」従って、体質、気質を自然治癒力で変え、組織構造の欠点を理学的に改善し、生活習慣を本能に導く」という結論に達しました。 これが総て、これが正論とは申しませんが、少なからずや遺伝説に振り回され、苦しんでいる人達には、何がしかの「光」を思い出す事ができたのではないでしょうか。
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