C闘争本能に起因する脱毛 昔から「男が外に出れば、1000人の敵がいる」という例えがあります。 物や食を求めるには「いつ、外敵に襲われるか分からない」「生命の保証はない」その為に「子孫を絶やしてはならない」という本能があり、昔の武将が大きな戦いの前に性行為をして戦に臨むという話は、多くの武勇伝で知るところですが、その戦において、怪我による摩擦から身を守る為、特に生命の中枢である脳を守ろうとする本能により頭皮からは大量の皮脂を分泌させます。 皆さんも「徹夜マージャン」をした翌朝、顔が黒ずみ、顔を始め額から天頂部までベットリと脂汗が出ているのを経験した事があろうかと思います。これが闘争本能からくるアドレナリン作用による皮脂過多症の一例で、大きな金銭の動きと人間関係が加わり、闘争本能の高ぶり、自律神経の疲労も極限に達します。更に、不眠不休で働かされる脳、神経、それに加えてまともな食事を摂る時間を惜しみ、ついついインスタントラーメンなどで代用食を摂ってしまいます。これでは毛髪はおろか、心身も参ってしまい、胃腸の不調、肝臓や腎臓の不調、神経症、自律神経失調症として心身の赤信号を出すのですが、人間の欲は留まる事を知りません。誘われれば赤信号など忘れてしまい、再び徹夜マージャンのとりこになってしまうのです。 「百害あって一利無し」ということはこの事で、毛髪、心身の健康を考えれば最悪の遊びと心得るべきです。 「徹夜マージャン」に限らず、現代の競争社会で生き残ろうとする企業人、受験勉強を余儀なくされる学生、頑固一徹の御父さん達は勿論ですが、常に頭から湯気を上げて子供や御主人を怒鳴り散らしているお母さん、貴方の薄毛や禿もアドレナリン作用から起きているのです。 常に「平常心」「平穏心」を持って生活することが大切です。
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