2.清涼飲料水、炭酸飲料水など 近年、円形脱毛症や悪性脱毛症に患らう子供達の脱毛根を観察すると、神経的な脱毛根より、栄養障害や化学合成毒素の被害による脱毛根が多く見られます。 これらの変性脱毛根の原因として、飲・食物に含まれる化学合成添加物、及び化学合成原料の過度な摂取と思われるものが多く、その代表的なものが缶ジュースなどの清涼飲料水や炭酸飲料水と、子供達のおやつ代わりになっているスナック菓子類です。 清涼飲料水や炭酸飲料水にはどのような添加物が含まれているのでしょうか。主なものを挙げます。 ◎保存料(安息香酸類) ◎甘味料(サッカリンナトリウム、アスパルテームなど) ◎乳化剤(ソルビタン、グリセリン、プロピレンなど) ◎香料(プロン酸エステル、酢酸エチル、サリチル酸メチル、バニリン、ベンズアルデヒドなど) ◎安定剤(メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム) ◎炭酸ガス[炭酸飲料水のみ](二酸化炭素) ◎被膜剤(オキシエチレン高級脂肪酸アルコール、 酸ビニル樹脂) ◎酸味料(クエン酸、リン酸、乳酸、クマル酸ナトリウム、酒石酸)
その他、強化剤、肪ばい剤などもありますが、ラットなどの実験用動物を使った実験によれば、肝硬変、染色体異常、骨格異常、脳、神経の異常、異常脱毛、子宮ガンなどの発ガン性が報告されています。 更にこれらに含まれる砂糖の弊害として肥満が取り沙汰されていますが、肥満ばかりではなく、カルシウムの破壊による骨格の異常、そのカルシウム不足に起因するストレス性の脱毛、更に糖質代謝の負担による肝機能障害に係わる脱毛、皮脂分泌過多症など、毛髪の生成に与える影響は免れません。
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