(2)発毛○秘術の技法
脳や神経等の非常に緻密な機能を中枢する頭部に施すものゆえ、強い衝撃や振動、刺激は控えるべきで、特に、通電による発毛促進法は、恒常性維持機能を低下させ生体電流を乱すので絶対行ってはいけません。
この技法は、昭和38年から現在まで、ほとんど改良することなく実施していますが、安全性、効果率、広汎性から見てこの技法を上回るものは見当たりません。
次に、発毛○秘術の流れを紹介します。
@軽擦法〔頭皮全体に施す〕
A指圧揉捻法〔天頂部、前頭部を中心に施す〕
B三点揉捻法〔側頭部から後頭部に施す〕
C四点揉捻法〔頭皮全体〕
D三指揉捻法〔頭皮全体の髪際部、顔面の側面部、側頭部、頸部に施す〕
E母指頭揉捻法〔前頸部、横頸部に施す〕
F五指揉捻法〔後頸部、肩に施す〕
G母指球揉捻法〔肩に施す〕
H指尖打法〔前頭部、天頂部、側頭部、後頭部に施す〕
I指側振動法〔側頭部、横頸部、後頸部、肩に施す〕
J指側打法〔前頭部、天頂部、側頭部、後頭部、横頸部、後頸部、肩に施す〕
K空気窄打法〔天頂部、側頭部、横頭部、後頸部、肩に施す〕
L中指振動法〔側頭部、後頭部、横頸部、後頸部、肩に施す〕
M手掌打法〔肩に施す〕
N軽擦法〔肩、両腕、胸部へ施す〕
O手掌揉捻法〔側頭部、前頭部、後頭部へ施す〕
◎最後に、再度、頭部の軽擦法、手掌打法、肩、両腕、胸部の軽擦法を施して終了する。
【禁忌事項】
◎
被術者が次に示すような場合は施術を中止するか、専門医に相談すること。
(1)極度の空腹時や満腹時。飲酒後
(2)極度に体調が悪い場合や高熱のある場合。
(3)伝染性の疾患がある場合。
(4)皮膚、その他施術部位に皮膚疾患や傷等がある場合。
(5)施術中気分が悪くなった場合。