D性生活の不満に起因する脱毛 性の喜びとは、意中の人と結ばれたという独占欲からの征服感、愛しているという幸福感、愛されているという満足感、そして神々が与えてくれたオーガスムスという体感が加わり、究極の快感が生まれるのです。 特に女性においては、この快感を九気の充実ともいい。肺気、心気、脾気、腎気、骨気、肉気、筋気、血気、そして歓喜というように、心と身体の全体で快感を満足してゆくのに対し、男性は期待の快感と射精時の快感のみで満足し、前戯も後戯も疎かになってしまう場合が多く、これが男と女の快感のズレを生じ、性生活の不満となる場合があります。 それに加え、現代の低欲化する性の氾濫は、男性の性知識、技巧、体験数をはるかに超えている女性も増えています。 これに対し、男性は諸々の化学合成毒素による極端な精子の減少、精力の減退、更に運動不足、コンピューター社会が作り上げてしまった頭脳労働型社会は、次から次へとストレスを生み、体力、気力を低下させるばかりではなく性欲も低下しています。 その結果、女性は慢性的な欲求不満となり、女性独得の複雑な生理機能に影響を及ぼします。この事がストレス源となり、アドレナリン作用を起こし、ヒステリーや心身症、円形脱毛や全頭脱毛を引き起こし、得てして、このタイプの脱毛症は、本能と心に動かされる生理機能が複雑ゆえ、非常に回復が遅れるということです。
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