2.毛髪と電磁波 ◎生体リズムを乱す電磁波 人為的に環境波動エネルギーのレベルを超える磁界や電界、振動等が与えられたり、又そのレベルより低いエネルギーであっても、その周波数が人体の持つ波動エネルギーによる固有周波数と共振すると、原子核と電子群の集合体からなる人体は、自由電子の動きが抑制されたり、異常な加速が加わったりする為に正常な電荷の働きを失い、その結果、環境波動エネルギーによって創られた生体リズムが乱され、生理機能や代謝機能が低下し、最悪の場合はこれらのエネルギーによって毛母細胞をはじめとし、体細胞や組織の破壊を引き起こす事があります。 この事を被曝と言いますが、その電磁波が0〜3000Hzの低周波領域になると心電、筋電、神経電流等の生体電流を変位させてしまうという事は、医学会でも究明されています。 ◎低周波などの周期を持つ電流を人体に直接通電した場合 昭和45年に、私が発明した低周波発毛促進器「特許○公昭和49−59491」は、低周波の刺激作用とプラス、マイナス相互イオン導入作用を利用し、育毛剤の浸透と皮膚生理の向上を行なわせるというものでした。 実施者の30%程度に発毛効果はあったものの、毛髪の成長が伴なわず抜けてしまい、私としては決して満足するものではありませんでした。ましては、神経網が存在する頭部に通電するということは、気狂いに刃物のようなもので、非常に恐ろしい事です。 しかし、企業というものはいずこも非人道的で不埒な考えを持つのが多く、その後数 社から本器の原理を真似て、同様の製品が発売されましたが、結果は皆様がご存知のように、一時的な効果と電磁波障害というマイナス要因が表裏一体となったもので、机上理論の効果だけを鵜呑みにして実行したなれの果てと、後悔しています。 現に永久脱毛というエステティック技法がありますが、その中で高周波電流を通電し、毛母細胞やその組織を破壊し、毛を生えなくする方法があります。 更に、レーザー光線を当ててほくろの色素細胞を破壊し、ほくろを除去する方法もあ りますが、これらはいずれも非熱性電磁波の破壊力を応用した方法で、これらを見る限りにおいても、電磁波が細胞や組織を変成させたり、破壊するのが理解できる筈です。 「生兵法は大怪我の元」ということわざがありますが、皆さんには私の二の舞を踏ませ たくないというのが真意です。
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