B加工食品 「石油と水からシャンプー剤が作れる」という事は昭和40年代には知っていましたが、自らアレルギー体質と異常脱毛に苦しむようになって、もしや食品や飲料水の中に含まれている添加物、化学合成原料にも原因があるのではと、調べていくうちに、大半の加工食品、保存食品、清涼飲料水、ドリンク剤、酒類等に有害性、毒性を持つ化学物質が含まれていることが解かり、愕然としました。しかも、その化学物質は、実験用動物のラットを簡単に病変させたり、細胞の変性を起こさせてしまう程の有害性があるのです。 人間はラットと異なり体積があり、又、法的にも添加物の許容量がある程度規制されていることから、即座に表れませんが、これらの化学物質は徐々に体内に蓄積され、体内残留毒素となります。しかも、いくら肝臓が頑張って解毒しようとしても不可能です。それは、「人間の体内には化学合成毒素を解毒する酵素が存在しない」からです。 シャンプー剤と卵白の攪拌実験でも解かるように、これ等の化学合成毒素が人体に与えるダメージの最も大きな要因は蛋白質の変性ですが、主として蛋白質と水から構成される細胞は、ダメージを容易に受けます。 その結果、ガンを始めとする成人病、精神障害、脱毛症等を引き起こす原因にもなり、その被害は子供や胎児にまで及び、総ては虚構時代の犠牲者達になっているのです。このような時代はどのようにして、心体と毛髪を守れば良いのでしょうか。それにはまず、何が有害かを見つけ、できるだけ摂取しないようにする事と不溶性、水溶性の食物繊維をバランス良く摂って体内に吸収される前に排泄するとか、天然の栄養を充分に摂って、細胞の微細運動を促し、運動をして良い汗をかいて汗口から排泄させてしまうことが必要です。
1.スナック菓子 ひと昔前は、サツマイモやジャガイモを蒸して食べさせたり、果実や野菜をジュースにして飲ませるなど、手をかけたおやつ作りをする母親が多かったのですが、近年は手をかけた割には子供達が喜ばないという理由から、おやつ代わりに清涼飲料水やスナック菓子を買い与える母親が増えています。 メーカーでは、子供達にスナック菓子を習慣つけようと、色を変え味を変え、化学合成調味料を必死になって研究し、「子供の味」を創作していますから、従来の自然の味、形、色彩では太刀打ちできる筈がなく、子供は見向きもしなくなります。 これだけでも充分に健康を損ねる要因にもかかわらず、「子供の味」はいたずらに食欲を掻き立て、単なるおやつ程度に止まらず、常にこれらの駄物(昔はこのように表現した)で満腹感を味わってしまう為に、肝心の食事が現れなくなってくる子供が増えています。 スナック菓子の原料はサツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシ、米、小麦等の澱粉質、砂糖、塩、フライにするときの油脂分と次に示す添加物です。 ◎酸化防止剤 トコフィロール ◎甘味料 サッカリンナトリウム、ソルビット ◎乳化剤 ショ乳脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルなど ◎着香料 カラメル、エルダベリ―色素 更に、製造過程でビタミン、ミネラル、繊維質は殆ど破壊されてしまうことから栄養は無く、カロリーだけが高い食品ということになります。 この為に、栄養障害を起こし、円形脱毛や全頭脱毛に陥る子供達が急増しています。
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